みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

南吉田小学校を視察 子どもたちの学びを豊かに確かに

2016年9月29日

横浜市南区にある南吉田小学校には、外国につながる子どもたちの転入学が、相次いでいます。
現在、外国につながる子どもたちの割合の方が多くなっている。
横浜市は、吉田中学校の第2校舎に外国につながる子どもたちのための学校を、つくる準備を進めている。
そこで、より良い教育・学校をつくるにあたって現状を見せていただこうと、南吉田小学校に伺った。
20160928_084642学校の階段。
3カ国語で表示がある。
中国語教室や韓国語教室もこの9月から開講したとのこと。
中国から転入してきた子どもたちは、英語が達者だと校長先生。
英語教室も開講している。
南吉田小学校には、外国につながる子どもが大勢いるという情報があり、安心できるからとこの学区を選んで転入してくるということだ。
この3年間で、100人増えている。
1クラス分ずつ増えて、もう教室はない。
20160928_084818日本語教室。
来日したばかりの、日本語が全くできない子どもたちが、授業についていくことができるように、まず学校でのくらしを丁寧に解説して、覚えてもらうことから始まる。
この日は、近づいてきた運動会について、教えていた。
1年生が一番多く入ってくる。トイレの場所を教える。お腹が痛い、トイレに行きたいがいえるようにする。そこから始める。

1年生から6年生までの授業も見せていただいた。
1、2年生は35人以下学級なので、どのクラスも30人以下の学級で、非常にゆとりを感じる。クラスの半分以上の外国につながる子どもたちにも対応できると実感する。
しかし、3年生以上は、どのクラスも40人近いので、先生の苦労がひとしおではない感じだ。

一方で、合唱、習字、図工制作と、生き生きとした作品が並んでいる。合唱を聴かせてたいただいたが、素晴らしいハーモニーだ。
それぞれの良さを認めあいながら、豊かな教育実践がさらにすすめていくことができるように、人員の増が急がれると感じた。

新着記事

  • 過去の記事

PAGE TOP