みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
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核兵器禁止条約1月22日発効―核兵器に「悪の烙印」

2020年10月26日

人類史上初めて、核兵器を違法化する核兵器禁止条約の発効が決まった。

2017年7月に、国連の会議で、122カ国が賛成して採択された核兵器禁止条約の発効に必要な批准国が、50カ国に到達したのだ。

広島では、原爆ドーム前で「核兵器禁止条約批准50カ国を祝い、さらなる前進を誓う会」が広島県内の被爆者7団体の呼びかけで行われた。【写真はしんぶん赤旗2020年10月26日付け1面記事の写真から】

こちらは、10月26日付けしんぶん赤旗の一面トップ。

25日の午前6時過ぎに中米のホンジュラスが同条約の批准書を国連に寄託することを明らかにした時から、このニュースは一気に世界を駆け巡った。

私もうれしくて、すぐにツイッターで発信した。

しんぶん赤旗は10月26日付で、核兵器禁止条約の発効を受けて、特集記事を組んだので、記事から一部を紹介する。

被爆者 待ちかねた瞬間

核兵器禁止条約発効確定を迎えて、被爆者の声も紹介している。

日本原水爆被害者団体協議会代表委員の田中熙巳さんは、「核兵器は人間がつくりました。そうであれば、核兵器禁止・廃絶条約を定め、人間の力で核兵器をなくすことはできるはずです」と語り、カナダ在住のサーロー節子さんは、「これははまさしく、核兵器の『終わりの始まり』を刻むものです。私は核廃絶に人生をささげてきました。この条約に尽力してきたすべての人々にただ感謝しかありません。」「たたかいの新たな一章が始まります。」と話されていることを掲載している。

核兵器禁止条約の発効の確定を心から歓迎する

志位和夫委員長の声明を掲載。

 

 

 

 

しんぶん赤旗の「主張」では

「核兵器廃絶の新たなステージ」と。

 

 

 

 

草の根運動さらに

「日本の批准求めたい」「90日後が待ち遠しい」「今は亡き仲間に報告」「核抑止の神話葬ろう」など、大勢の核兵器廃絶の運動にかかわってこられた方々の声を紹介している。

核兵器違法化 いざ―被爆地 歓喜の訴え

写真の上の段は、「『被爆者国際署名』をすすめる長崎県民会」が、長崎市の平和公園で「批准50カ国を祝い核兵器廃絶を誓うつどい」を開いたことを紹介している。

写真の下段は、広島の原爆ドーム前で25日行われた集会。

次は核の傘諸国の批准

平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長のジョセフ・ガーソンさんの言葉が紹介されている。「日本と世界中の友人たちの喜びの声が聞こえてくるようです。次の重要なステップは、核の傘に入る諸国、欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国か、アジア太平洋版のNATOと想定される「4人組」(米国、日本、オーストラリア、インド)のうち1カ国かそれ以上の国々に署名と批准をさせることです。・・・」

次は日本の思いをさらに強くした。

アメリカが、条約批准国に対して、批准からの離脱を求める働きかけを行ってきていることが報道で明らかにされている。

アメリカは、核兵器禁止条約を役に立たないものと言いながら、条約の発効が与える影響の大きさを知っているからではないだろうか。米国の核戦略に与える影響は到底無視できないものとなることを自ら認めるものではないだろうか。

 

 

 

 

 

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