みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

子どもたちの力で(土壌混合法で)生ごみ減量をー予算委員会①の2

2016年3月3日

a734d7a3343b.jpgみわ議員:次に、生ごみ減量化の普及啓発について伺います。
家庭系ごみの中でも生ごみの減量というのは最重要課題だと思いますが、この生ごみの減量についての見解を伺います。

葛西資源循環局長:生ごみはご家庭から毎日出る身近なもので、調理の仕方や水切り、または土壌混合法の活用など、いろいろな工夫で減らすことができるものでございます。それぞれのご家庭のちいさな行動でも、まとまれば燃やすごみ全体の減量に大きな効果があり、スリムプランの目標達成につながっていく重要な取り組みであると考えております。

DSCN2907みわ議員:生ごみの減量化のひとつとして土壌混合法についてですが、スライド(スライド5)ご覧ください。私も、生ごみを減量するためにと、土壌混合法に取り組み始めてみましたが、実践してみますと、本当に生ごみとして捨てるものがないなという気持ちになるという自分の事態に驚きました。本当に普及すればいいと実感します。

DSCN2908日本共産党は、これまで土壌混合法について、生ごみ処理機の普及啓発などの場合を取り上げて、他の自治体への取り組みでスーパー前での実践が非常に効果があったということや、実践キットを1セット1,000円で普及しているという葉山町のことを紹介して普及啓発に取り入れることを求めてきました。新年度は、横浜市としても、さらに土壌混合法に力を入れていくということですが、改めて土壌混合法の啓発の進め方について伺います。

葛西資源循環局長:土壌混合法に取り組んでいただいていらっしゃるということで、本当にありがとうございます。各区におきまして、それぞれの地域性なども踏まえまして、区役所や大型スーパー店頭で啓発をするとともに、地域に出向いて、町内会館等で出前講座を行うなど、きめ細かく取り組んでおります。啓発にあたりましては、実演形式を中心に、土壌混合法で栽培した野菜を展示したり、虫や臭いを発生させないポイントなどをご説明をして、広く普及を図ってまいります。

みわ議員:共産党の方でもお願いしたいろいろキットの問題土壌混合法パンフレットや大型スーパー前でしていただくということで、本当に前進すると思うんですけれども。
この土壌混合法のことを説明したパンフレット、大変かわいいですし、子どもたちにもちょっと開いてみようかなと思う気持ちになるんじゃないかと思います。保育園などでの取り組みもされているということで、子どもたちの力が大いに発揮されることがご存知だと思うんですけれども、各家庭で実践するためにも、子どもたちのこの力をぜひ借りて進めていくという点でも、学校や幼稚園での普及啓発の取り組みは今後されていくお考えがあるのでしょうか。

葛西資源循環局長:子どもたちへの啓発は3Rを実践する大人に成長してもらうとともに、子どもたちが家庭内に広めてくれるといった効果も期待できまして、大変重要であると考えております。現在、学校などでの出前講座における水切りのピーアールや、保育園の園庭を使用して土壌混合法を実践するスリム農園などの取り組みを行っておりますけれども、今後は子ども向けのチラシを作成をして配布をするというようなことまでも含めて検討してまいります。

みわ議員:ありがとうございます。ぜひとも、このすばらしいパンフレット、ちょっとお金かかりますけど、本当に子どもたちが開いてみようかなっていうふうに思えるので、ぜひこれを学校や保育園、幼稚園などで配布していただきたいと思うんです。今、チラシをつくってというちょっと消極的な発言だったんですが、パンフレットでということで、ぜひ検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。

葛西資源循環局長:なかなか部数の問題などもございまして、たくさん冊子というようなかたちで大量な部数を刷るということは難しいかもしれませんけども、さまざまな工夫をしながら、子どもさん向けの啓発に取り組んでいきたいというふうに思います。

みわ議員:ごみ全体の減量化、抑制をするについても、本当に子どもたちは地球温暖化防止ということも学んでいく場にもなると思いますので、ぜひパンフレットを学校での配布をしていただきたいと思います。
土壌混合法を取り組むなど、資源循環局として生ごみ減量化によって最終的に目指すものを教えて下さい。

葛西資源循環局長:生ごみの減量は、家庭における3Rの最も身近な実践行動であり、スリムプランにかかげる将来ビジョンである誰もが3R行動を実践するライフスタイルの定着を目指す重要な取り組みであると考えております。また、スリムプランでかかげる「横浜らしくかっこよくもったいないを楽しもう」のキャッチフレーズを実践するもので、こうした取り組みをはじめとした市民、事業者、行政の協働による3Rの推進が、環境未来都市として未来の子どもたちに豊かな環境を残せることにつながるものと考えております。

みわ議員:総合的に本当に進めていただき、子どもたちが取り組むことで期待されますので、しっかりと予算も付けてお願いしたいと思います。

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