みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

子どもたちに私たちが渡せる宝が9条

2014年5月30日

20140529_205808日本国憲法前文に「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」とあります。

また、「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」とあるのです。

安倍首相は「我が国の国民の」と繰り返し、我が国の国民のことだけを守るがごとくに発言しました。

このような自国のことのみを守ろうとする考え方を国民に繰り返し訴え、我が国国民に戦争の惨禍をもたらしたことを忘れているかのようです。実際学んでもいないのでしょう。

また、前文には「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」と詠われていることも忘れているかのようなふるまいです。

第九十九条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」となっています。

ですから、そもそも安倍首相の振る舞いは、第九十九条違反です。

私は、この崇高な目的を達成する、具体的な手段の一つが、第九条をしっかりと実行することだと思います。

ノーベル平和賞候補となっているのは、この九条を変えること無く守ってきた日本国民です。

私たちには、第九条を無傷で次の世代に手渡す責任があります。

そのためにも安倍政権の戦争に向かう暴走をみんなでストップさせましょう。

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