みわ智恵美

国待ちにせず一日も早く

子宮頸癌は、日本の20代の女性では、乳がんを抜いて発症が一番高いがんです。

しかし、ワクチンで予防できる唯一のがんでもあります。

現時点で継続研究中ですが、ワクチンを接種してから少なくとも最長で６．４年までは前がん病変を100％予防できる事が確認されています。

また、最低でも20年以上効果が継続すると推計されています。

海外では約30カ国で公費助成

海外では100カ国以上で使用され、約30カ国では公費助成が行われています。

日本では2009年10月にワクチンを承認。12月から発売しているという事です。

接種の対象は10代の女性。３回の接種で費用は４万円から６万円。

すでに36市町村で公費助成

ワクチン接種は効果が大きいけれど、費用負担が重いという事で、公費助成を求める声が高まり、今年４月時点で名古屋市をはじめとして36市町村で助成が実施されています。

横浜市議会６月議会に、新日本婦人の会神奈川県本部他21団体1425人から「子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成」等を求める請願が出されました。私もこの署名運動に参加しています。

港南区選出の関美恵子市会議員は、横浜市が「国待ちにせず、一日も早く公費助成に踏み切るためにも請願を採択し議会として決意を示す事が重要」「国の助成も求めている」「地方から声をあげない理由はない」と、請願の採択を求めました。

その通り、大拍手です。

でも、議会では、自民，民主、公明、ネット横浜などの反対多数で、不採択になりました。

政令指定都市である名古屋でも始めているのに、どうなっているの？横浜。というより、横浜市議会！！