みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

特別養護老人ホームを訪問

2012年4月4日

2月の市政ウオッチング、介護施設見学の最後は、港南区にある特別養護老人ホーム「すずかけの郷」です。

ここは,私が県議会議員をしていた時に見学をさせていただいたことがあります。

外部に対して非常に開かれた印象を持ちましたが、それはいつでも見学どうぞという姿勢にも現れています。もう一つは、利用者のみなさんがとても安心できる細かな配慮を1人1人にされている印象ももちました。

左の写真は、応接・喫茶コーナーで、家族との団らん、地域の方々の交流の場として利用できるということです。600名の方が,入所を希望して待っていらっしゃるのです。介護度が高い方から優先入居だということです。定員は130名。

介護度の平均は4.15。女性が多く入所されています。100歳以上の方は3名、最高齢は103歳とか。ほとんどの方が認知症とのこと。

フィリッピンから介護福祉士候補者を受け入れていて,彼らは来年の一月に介護福祉士国家試験を受験するとのことです。

月に3回開かれる「理髪コーナー」

大変喜ばれているそうです。

家族にとってもうれしい設備だと思いました。

さて、肝心要の利用料ですが、介護保険利用料(介護度5なら35,000円)+食事代(1500円×30日)45000円+部屋代(6〜7万円)+ティッシュなどの実費ということです。

単純に計算して、14〜5万円です。年金が少なかったら特養にも入れないんだねとため息が漏れていました。

ただ、総額6〜7万円で入居の方もいらっしゃるということです。

私たちにとって身近なところにある「すずかけの郷」ですが、ちょっと遠い感じもしました。

忙しい業務の間を縫って丁寧に説明いただき、ありがとうございました。

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