みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

軽費老人ホームを訪問しました

2012年4月3日

遅くなりましたが、港南区市政ウオッチング(2月21日実施)ー高齢者介護施設の二か所目の報告をします。

戸塚区汲沢にあるベタニヤ・ホームです。ここは、横浜市内に5か所しかない軽費老人ホームの一つで、キリスト教系の社会福祉法人が運営されています。

軽費老人ホームは、家庭環境や、住宅事情 等により自宅での生活が困難な方が、低額な料金で利用できる施設です。

60歳以上で、日常生活に支障のない方が対象ですが、介護保険の要介護認定を受けられた方はホームヘルパーを利用することができます。

利用者さんとボランティアさんの垣根を取り払っている,見分けがつかないのが理想と職員の方のお話でした。

利用料は収入応じての応能負担。生活費として月額52,780円。これに,収入に応じた事務所費と一律の暖房費2,070円(11月〜3月)と居室メーターによる使用電気料金を支払います。

収入が150万円以下であれば一ヶ月6万円程度。ちなみに,収入が2百万1円〜2百10万円であれば、事務費は3万円ですので、合計82,780円が基本利用料。全室南向き個室で6畳の和室または、夫婦室の8畳室もあります。押し入れ,ロッカー、流し、トイレ付きです。利用料 社会福祉法人 聖ヒルダ会

湯沸し室での調理も可能です。

入所希望の方がいらっしゃったらいつでもご相談くださいと、言われました。負担が少ないので人気が高いだろうと思いました。

お話を伺いながら、フィンランドで行なわれている収入に応じた特別養護老人ホームの応能負担制度を思い出しました。

芝生の手入れがゆきとどいていましたが、ボランティアさんが手入れされているとのこと。多くのボランティアさんと自然に囲まれていることを実感するホームでした。お隣に民医連の医療生協戸塚病院があります。

ベタニヤ・ホームのみなさんお忙しい中ありがとうございました。

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