みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
まあ、聞いてください

食2-きんぴらごぼう-3.11以降の世界で私たちは生きるー

2011年10月8日

単純にきんぴらごぼうをつくるのもこれまでと気持ちが全く違う。

ごぼうは、土の香りが良いのでこれを生かしたいと、表面を軽くたわしで洗い落とし、千切りしたものはあまり長い間水に浸さないでも、じゅうぶん灰汁はとれるからと考えていました.

また、人参は、表面を洗って泥が落ちれば充分と、かわに栄養があるとむかないでそのまま調理していました。

でも、今は変えています。

ごぼうは良く洗って表面の一皮がむけるようにする。

細切り後は、しっかりと水にさらす。

更に、熱湯でぐらぐらと

茹でる。

人参も、しっかりと洗います。

その後、表面を一枚はぐように、ピーラーでむきます。

千切り細切りにした人参も一度水にさらし

ます。

そして、熱湯で茹でます。

いつものように味付けをしながら、ごま油で炒めていきます。

出来上がりです。

土の香り、人参の甘さ、

やはりどこかに行ってしまったような味です。

いや、それは気持ちだけでしょうか。

ビタミン等も以前と比べて、少なくなりますね。

これも、原発事故のせいです。

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