みわ智恵美

２月３日（木）午後２時５０分頃、厚木基地南西の寒川町宮山上空を飛行中の、米海軍厚木基地所属の第５空母航空団・第14対潜ヘリ飛行隊のヘリコプターから、水中音波探知機（ソナー）内蔵の浮標が落下しました。

浮標は直径１２センチ、長さ９０センチの円筒形。

落下した場所には衝撃でできたと見られる穴があきました。近所の方は大きな音が聞こえたとのことです。

落下地点から３０メートル先では男性が畑で作業中でした。また、別方向の３０メートル先にはJR相模線の線路があります。

もう少しそれぞれずれていれば、あわや大惨事ということも考えられます。

今日、厚木基地正門にこの事件に抗議する団体や個人が集まりました。鴨居洋子さん（民主県政をつくる会）は、住民の安全をいったいどう考えているの，強い怒りを込めて抗議し、抗議文を渡しました。

米軍厚木基地の航空機による飛行中の落下物事件は、昨年１月28日、３月４日と立て続けに起き、一年も立たないうちに３度目の落下物事故を引き起こすとは、到底許せません。