みわ智恵美

毎月3日は、金子兜太さんが、沢地久枝さんからの要請にこたえて書かれた「アベ政治を許さない」を持って、国会議事堂前のスタンディングに連帯し、全国各地で街頭に立つ行動が行われている。

森友問題でも加計学園の問題でも、首相がウソを言って、それを忖度して官僚がウソを重ね、公文書が隠蔽・廃棄・改ざんと、モラルハザードも次から次へだ。

そのことで、命を絶つ人まで出ているのに。

アベ政権は、人事権を強引に行使して、内閣法制局長官に、海外での武力行使を可能とする集団的自衛権行使の積極容認派を据えた。そして、憲法違反の集団的自衛権行使を可能にする閣議決定行い、安保関連法を国会に提出。

2015年、安倍政権は、各党推薦のもちろん自民党推薦の憲法学者からも、安保関連法は憲法違反であるとの証言がなされたにもかかわらず、数の力で強行採決。

アメリカの戦争に自衛隊を送り出すためならば何でもしているのが、アベ政治だ。アジア太平洋戦争を知る金子兜太さんが「アベ政治を許さない」と書いたのは、経験者として、戦争前夜を肌で感じたからではないだろうか。

アメリカの要請は、

ショウ　ザ　フラッグ！　日の丸を戦場に！

オン　ザ　ブーツ！　自衛隊を戦場に！

日本国憲法を守り擁護し発展させるべきが国の役割である。その政権が、そろいもそろって一丸となって、これを壊そうとしている。モラルハザードも極まれりだ。

今日は、私は上大岡の街頭に立った。

上永谷のヨーカ堂前でもスタンディングが実施された。

スタンディングの後、平和のお祭りへ。港南区区民文化祭へ。

フラ、バレエ、ジャズダンスと楽しんだ後、式典。

そして、恒例の小学生俳句表彰式。小学生の詠んだ句が紹介されるが、どれも季節感いっぱいである。

平和の尊さをしみじみと感じる。アベ政治を許さないだ。