みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

中学校給食は当然。どうやって実施するのかに知恵を出す教育委員会の姿勢をさいたま市岩槻で

2019年8月24日

横浜市教育委員会が長年中学校に給食が実施できないと言い訳してきた理由のひとつが、給食調理室を建設する場所がないということ。

さいたま市岩槻中学校の2階建て給食調理室の前で、右は校舎

そこで、日本共産党横浜市会議員団として、どうすれば実施できるかと、小中どちらかでつくって、もう一方へ運ぶ親子式給食や、2階建て給食室についての調査研究を続けている。

今回は、さいたま市岩槻区で2階建て給食室調理室を見せていただいた。

旧岩槻市は、給食センターで給食提供を行ってきたが、合併してさいたま市となる時に、全て自校調理式とすることにきめたということだった。

また、全ての学校に栄養士をさいたま市の単独で、配置している。その事で、各学校の特色を生かした独自献立で、食材購入も学校ごとに行っている。

調理室の案内と説明は、栄養士さんにしていただいた。

野菜の最終洗浄の場
ずらりと並んだ巨大な調理鍋

自校炊飯。800人分のご飯が炊けるということだ
ガスオーブン。これでメニューのバリエーションが広がる。トーストも焼ける。オーブンがないなんて考えられませんと。
真空低温冷却機。湯通しした野菜を高速で冷却することができるので、調理が美味しくできる。
出来上がった給食はエレベーターで各階に届けられる。重い食缶を持って階段を登らなくてよいのだ。
食器洗浄機
調理室見学後に、改めてヒアリング
朝8時20分には、教室で着席している。給食の時間が40分とってある。その後に15分間の昼休み。

こどもたちのために努力する自治体に出会うと、カジノ誘致決断より、中学校給食の決断こそが、市民の願いだと、改めて強く思う。

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