みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

横浜にカジノはいらない 中学校給食実施をー上大岡で―横浜でも中学校給食はできるーみわ智恵美の決意

2019年3月11日

上大岡4人19.3.3春に向かう証しの冷たい雨が横殴りに吹き付けるひな祭りの3月3日(日)、上大岡駅頭で、日本共産党街頭演説会を行いました。

私みわ智恵美は、市政報告を行い、税金の使い方を切り替える横浜市政を転換する決意を述べました。

上大岡畑野さん19.3.3

 

畑野君枝衆議院議員が国会報告をし、参議院神奈川あさか由香さん、比例しいばかずゆきさんも参加しました。

 

 

以下、みわ智恵美の市政報告と決意です。

みなさん、こんにちは、日本共産党市会議員のみわ智恵美です。

私、みわ智恵美は、市民のくらしに憲法が息づく、市民に優しい街横浜に、横浜をもっとステキにと、この4年間市会議員として働いてきました。

公園に時計をつけて、バス通りの危険ながけを何とかしてほしい、横断歩道の白線が消えている、階段に手すりが欲しいなどなど、皆さんからの声が届きます。私は、まず現場に行く、をモットーに取り組んできました。

そこで、私みわ智恵美が、議員になって最初の質問に取り上げたのが、地下鉄上大岡駅のホームから地上へのエレベーター新設です。ベビーバギーの方や杖をついた方、電動車いすの方々の状況から、京急の改札側に地下鉄ホームから地上までのエレベーターが必要だと思ったからです。今年、ついにエレベーター新設の工事が始まります。

また、横浜が、子どもの医療費助成では神奈川県内で最低の小学校一年生までだったので、中学三年生への拡大を市長に求めました。そして、この4月から中学三年生までの助成が始まります。子どもの医療費助成は所得制限と一部負担金を無くして18歳まで無料へと取り組みます。まだまだやることはいっぱいあります。引き続き、みわ智恵美を議会に押し上げていただき働かせてください。

今年は、東日本大震災から8年を迎え、福島第一原発の放射能過酷事故で、いまだに故郷に帰れない方々が、何万人もいらっしゃいます。その福島から横浜に避難してきた原発避難生徒へのいじめ問題で、150万円をとられたのにいじめとは言えないという教育長の姿勢があり、全国から非難をあびました。私は、何度も何度も、教育長の姿勢を質しました。そしてやっと、いじめと認めさせることができました。

生徒の、その家族の苦しみに寄り添えない横浜市教育委員会の姿勢は、一人の教育長の問題ではありません。それは、カジノより中学校給食実現をとの市民の願いに背を向け続けていること、生徒に人気のないハマ弁にこだわって、税金をどんどん注ぎ込んでことにも表れていると思います。

全国の20ある政令指定都市で唯一学校給食法にのっとった中学校での給食を実施していない横浜市。実は、横浜市が行ったパブリックコメントに寄せられた中学校給食への意見では、90%以上が実施を望んでいることが明らかとなりました。

市長は、この当たり前の中学校給食実施についての日本共産党の質問に、お金がたくさんかかるから大変とか、場所がないのだ等々、言い訳をしています。

しかし、場所の問題でいえば、この港南区で見ると、11ある中学校のうちで、直接調理室が建設できるのは、港南中、日限山中、東永谷中、南高付属中ですが、できないところとしている、上永谷中、港南台第一中、芹が谷中、野庭中、日野南中の5つの中学校では、小学校で作った給食を中学生に提供できると教育委員会は私たち日本共産党に明らかにしました。どちらもできないとしているのは、笹下中学校と丸山台中学校。日本共産党は、さいたま市で行っているような、給食室を2階建てにしたらどうなのか、調査を求めています。

 

お金の問題はどうでしょう。

新年度の予算だけで見ても、新市庁舎整備420億円、横浜環状道路北西線・南線など高速道路に332億円、新たなふ頭建設関係で135億円、自民党市議がカジノ誘致先として名指しする山下ふ頭再開発には82億円、民間マンション建設に補助金など都心部再開発に97億円等々。実際にお金がないなどと言えないことは明らかです。

 

中でも、みなとみらい21地区に建設中の五つ星を目指す高級ホテルが建設に40億円、横浜駅西口で建設される民間の外国人向けタワーマンションに約40億円の補助を出す予定です。

親子式の給食実施は60億円でできる、すべての中学校に調理室を作っても全部で260億円です。ただ、私たちは、他がやっていないことを横浜市として先にやるべきだと言っているのではありません。横浜市だけが遅れていることを、一刻も早く改善するべきではないかと、日本共産党は提案しています。

しかも、財政はある、場所は工夫すればできるというものです。

誰の顔を見て誰のために何を市の優先課題として進めていくのかここが問われています。

 

横浜では、現在5年間で25億円予算の補助金を出し、さらに税金を増やして、ハマ弁という業者がつくった弁当を中学生にあっせんしていますが、人気がなくてクラスで一人食べているかどうかというのが実態です。そして、一番解決するべきお弁当を持ってこられない生徒の問題は解決していないのです。

給食を実施していれば、このような深刻な問題にこそ力を発揮します。

こちらのシール投票をご覧ください。

カジノはいらない、中学校給食実施に多くのシールが貼られていますが、先日、上大岡でこのシール投票をしていたら、高校生が中学校給食にシールを張ったので、どうして給食ですかと聞いたら「お弁当持ってこられない子が助かると思うから」と答えてくれました。私は、彼の言葉に涙が出ました。この一言に明確に給食実施の全部が込められているのではないでしょうか。

さて、今、横浜市議会では変化が起こっています。愛情弁当論を振りかざしていた方々は沈黙しています。そして、中学生のお昼ご飯をどうするのかの議論から、中学生の給食はどうなのかの議論が出始めているのです。私は中学校給食を横浜でもとの運動に、30年取り組んでいますが、大きな変化を議会の中で実感しています。

 

横浜の中学校でも、小学校で実施されているのと同様の、安全安心の国産の食材をふんだんに使って栄養バランスのとれた、日本の伝統や文化、また、他の国の文化を学び、生産者や給食をつくって下さる方々に感謝するまさに食育がきちんとされるよう、みわ智恵美力を尽くします。

さて、みなさん、日本共産党横浜市会議員団が5名から9名の議員団となり、市民の皆さんの声と運動、これと結びついた日本共産党の議会内外で、多くの前進を見ることができます。

先ほどご紹介した小児医療費助成(通院)の対象が中学3年生までに拡大、特別養護老人ホー ム着工数は年計画が300床から600床へと倍加しました。敬老パスはバス等事業者への市負担金を5.4億円増やし、現行どおり継続です。 市民の皆さんへ行政からの災害防災情報が直接伝えられる防災スピーカー42基を増設します。 港南区役所と区内2か所の地域防災拠点にまず設置される予定ですが、22万市民に3か所ではあまりに少ないので、みわ智恵美はさらなる増設に取り組みます。

地域交通サポート事業では、地域住民主体でミニバス等を運行する場合に、車両代への直接補助が新設されます。
市民の声が、横浜市政を動かす!このことを4年間で実感しています。まだまだやることはいっぱいあります。憲法が生きる平和で安心できる横浜、もっとすてきな港南区横浜に、みわ智恵美を働かせてください。みわ智恵美はあきらめません。みなさんと一緒にとこれからもがんばります。

 

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