みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

長崎県で基地調査1ー佐世保の海ー地位協定で税金がどんどん投入されてきた実態が

2018年4月8日

基地対策特別委員会の議員団としての調査で長崎県に入った。

27日は、佐世保湾にある米軍基地が一部返還されるまでの状況などを、長崎平和委員会の事務局長富塚さんから伺った。

思いやり予算が思いっきり使われていること

佐世保湾は、水深が深く天然の良港である。

その、80.5%が米軍への提供水域となっている。つまり、市民が制限無く活用できるのは19.5%でしかない。

赤く塗られているのが米軍基地、海の部分で青く濃淡で塗られているのは、制限水域。

こんなに不自由な事態がずっと続き、さらに拡大されてきている。

佐世保港にある神港区は佐世保重工業(SSK)のものだったが、これを戦後に米軍が接収し、SSKは、ここを使わせてもらうのに年間5000万円も支払っている❗

それだけでも理不尽なのに、SSKが使用している岸壁を、米軍が使うとなると、SSKの仕事は中断を余儀なくされてしまう。

そうなると、仕事は中断するは、従業員は休ませることになり、損害が出てくる。

この事態の中で、どう解決が図られたか。

ここで登場するのが「思いやり予算」だ。

つづく。

 

 

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