みわ智恵美

三輪 ちえみ
日本共産党横浜市会議員
駆けある記

学校・保育園の放射能汚染物質は子どもたちのそばから撤去に

2016年8月31日

昨日、8月29日に特別に開催されたこども青少年・教育委員会の常任委員会では、学校給食でのアレルギー事故の問題、「ハマ弁」の7月喫食率の報告などとともに,学校に保管されている放射能汚染汚泥が,鶴見区にある北部汚泥資源化センターへ移管すると決定したことが報告された。

この日の、常任委員会では、どの問題でも超党派で質問が行われ、こどもたちの為にとの思いがあふれた委員会となったと感じた。

3月の「撤去すべき」「国に早急な撤去をと求めるべき」との私の質問に、「安全に管理するのが使命」との答弁を繰り返していた教育長が「撤去」を実行するとし、「国にも繰り返し求めていた」との答弁となったのは、市民とマスコミの力が大きいと思う。

ペンは強し。市民のパワー,諦めない,子どもたちのためにとの思いは,本当に素晴らしい力となった。

放射能汚染汚泥問題では、国の指定廃棄物(8000ベクレル/kg以上)以外の,雨水利用施設の汚泥も,保育園や学校で見つかったホットスポットの汚泥なども一緒に移管されることが明らかになった。

一方で、学校や保育園にすでに校庭や園庭に埋めてしまった物は,掘り起こしてまでは,撤去しないとの答弁がされた。

この問題でも,党派を超えた質問が次々と(私も白井議員も勿論)行われて,保育所の園庭に埋めた物は撤去することを検討するような(明確とは言えない感じだったが)答弁となった。

この問題の総合的な責任者である副市長と,放射線対策本部の事務局である健康福祉局の責任者が出席していないという事態で、私としては,地域ケアプラザ(引き継ぎが出来ていなかったのか汚染汚泥がいつの間にか廃棄されてしまったところもあった)などの市民利用施設や,土木事務所などに保管してある汚染物質についての行方が決まっていない問題での質問が出来なかったので、残念だった。

委員会には傍聴の申し出があり,私は許可するべきと発言したが,多数の反対で,傍聴は今回も実現しなかった。希望された市民の方々は,最後まで(午前10時から3時半までの間)長時間、何としても、安全安心の学校・保育園に!との思いで、モニター傍聴をしてくださった。

これからも、市民のみなさんとの連携を強め、調査をし取り組んでいこうとおもった。

給食のアレルギー事故は次のブログで。

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